- 提案先をリストアップできるか ←今回はここ
- アポを取った時、どのように話を進めるかイメージが持てるか
- 相手のニーズを聞き出す質問力はあるか
- 自分が何をしている人なのか30秒で伝えることができるか
- 営業したい商品が、自社の長期的な経営戦略に繋がっているか
さぁ、営業に行こう!
営業をしようと思ったときに
「誰に提案すればいいのかわからない…」
と悩まれる方が多いです。
営業というと、「どこかにいいお客様がいないかな?」と新しい見込み客を探しがちですが、
実は 「すでに出会っている人」の中に、お客様やビジネスパートナーがいることが多い のです。
そこで今回は、 「提案先のリストアップのコツ」 について紹介します。
1. まずは「お客様になりそうか」を考えずにリストアップ!
営業を始めるとき、多くの人が「お客様になりそうな人だけを探そう」としてしまいます。
しかし、この考え方だと、リストアップできる人が限られてしまい、 営業のチャンスを逃してしまいます。
🔹 まずは、自分が今まで出会ってきた人をすべてリストアップすることが大切です。
✅ 仕事関係の知り合い(元同僚、取引先、過去に仕事をした人)
✅ 交流会やイベントで知り合った人
✅ 同じ学びの場(セミナーや勉強会)に参加したことがある人
✅ 友人・家族・趣味仲間
この時点では、「この人はお客様にならないかも…」と判断する必要はありません。
とにかく 「知っている人」 をリストアップしてみましょう!
2. お客様だけでなく、紹介してくれる人・ビジネスパートナーも考える
営業というと、「契約してくれる人」を探しがちですが、
実際には 直接のお客様だけでなく、紹介してくれる人やビジネスパートナーになり得る人も大切な存在です。
例えば、わくらくは「女性起業家向けのコンサルティング」 を提供しています。
お客様になりそうな人(個人事業主・フリーランスの女性)だけを考えてしまうと、リストは限られてしまいます。
でも、次のように見方を変えると、これまで出会った人と交流が持てるようになりました。
✅ 経営者向けのセミナーを主催している人(お客様を紹介してくれる)
✅ 会計士や税理士(顧客が起業したばかりの人が多い)
✅ Webデザイナーやマーケター(クライアントがSNS活用に悩んでいる)
このように 「自分の商品・サービスが必要な人を紹介してくれそうな人」や、「一緒に仕事ができる人」 をリストに加えることで、営業のチャンスが一気に広がります。
3. いきなり売り込まず、近況報告や情報交換から始める
リストアップができたら、次に大事なのは 「どのようにアプローチするか」 です。
いきなり売り込もうとすると、相手の方も警戒されますし、自分自身もプレッシャーを感じてしまいます。
そこで、まずは、近況報告や情報交換から始めてみましょう!
✅ 「お久しぶりです!最近お仕事の方はいかがですか?近所まで行くのでご挨拶に伺っても良いですか」
✅ 「今、○○に取り組んでいるのですが、□□さんのお話を伺いたくて…」
✅ 「いつもSNS見てます!先日アップされていた〇〇とても気になっていたんです」
このように 「まずは会話をする」ことを意識することで、自然に関係性を深めることができます。
その中で、相手の状況や課題を聞き、「実はこんなサービスを考えているのですが、どう思われます?」 と相談形式で話してみましょう。
4. リストアップ→アプローチの流れ
💡 提案先をリストアップする→情報交換からスタートする→関係性を築く→提案へつなげる
1️⃣ 「お客様になりそうか」を考えずに、知り合いをリストアップ
2️⃣ お客様だけでなく、紹介してくれる人・ビジネスパートナーも含める
3️⃣ いきなり売り込まず、まずは近況報告や情報交換からアプローチする
この流れを意識することで、無理なく営業の機会を増やすことができます!
営業で大切なのは、「お客様を探すこと」ではなく、「つながりを作ること」。
このステップを踏むことで、営業の成功率がぐっと上がります!