定年後の不安を「新しい挑戦」に変える
ご主人やパートナーが会社にお勤めされている場合、定年後の生き方が気になる方も多いのではないでしょうか。
多くの会社では定年後の再雇用制度がありますが、給与が大幅に下がるのが一般的です。
「今までと同じように働いているのに、給与が激減するのは切ない…」
そんな思いを抱えるご主人も少なくないでしょう。
そこで、村上さんは
「定年を機に、新しいことにチャレンジしてもらおう!」
と決意。
ご主人が自分の力で収入を得ることができるよう、起業のプロデュースを始められました。50代から始める起業準備
定年が60歳と考えると、50代から少しずつ準備を始めるのが理想的です。
彼女は、ご主人のためにこんな準備を進めていきました。
コーヒー教室という新しい挑戦
村上さんのサポート、叱咤激励もあり、ご主人は経営者団体の事務局を担当したり、企業の顧問を務めたりと、複数の仕事を掛け持ちされています。
「自分の役割がある」ということが、元気でいつづける秘訣だと思います。村上さんの「ご主人プロデュース」に関する奮闘を近くで見てきましたので、コーヒー焙煎教室に実際に参加してみました。
焙煎したてのコーヒーを飲んでみると、雑味がなく、透明感のある味わい!
しかも、焙煎の度合い(浅煎り・中煎り・深煎り)や豆のブレンドによって、味のバリエーションも広がります。
最近は「スペシャルティコーヒー」や「自宅で楽しむ本格コーヒー」が人気。
自分で焙煎したコーヒーを毎日飲めるなんて、ちょっとした贅沢ですよね。
この教室では、 焙煎の技術を教えるだけでなく、用具や生豆の販売も行っておられます。
「教室ビジネス×商品販売」 というスタイルで、とても面白いビジネスモデルだと感じました。
夫婦のチームワーク
ご主人が講師を務める一方で、奥様は裏方としてしっかりサポート。
この夫婦のチームワークもとても素敵でした。
夫婦で授業をやると、共通の目的ができ、お互いを支え合える関係が生まれます。
定年後も、「自分のやりがいを持つこと」 はとても大切。