1. ブログ
  2. 身近な支援機関をどんどん活用しよう!
 

身近な支援機関をどんどん活用しよう!

2025/02/21

大阪には、創業支援を行う機関が連携し、情報交換を行う「創業支援機関ネットワーク会議」があります。

これは、大阪府や市町村、金融機関、コンサルティング会社、そして私たちのような民間の支援団体が集まり、各団体の取り組みや国の政策について情報を共有し、学ぶ場です。



創業支援と一言で言っても、事業の内容や目指すゴールによって必要なサポートは異なります。

例えば、地域密着型のビジネスであれば市町村との連携が重要になりますし、海外展開を目指すIT企業であれば、国際的な展示会やパイプづくりが欠かせません。


また、支援機関ごとに得意分野が異なります。

  • 市町村などの行政機関 → 補助金や助成金の提供
  • 金融機関 → 資金調達のサポート
  • 民間団体 → 事業計画書の作成やネットワークづくり

このように、さまざまな機関が横のつながりを活かしながら、起業家を支えているのが大阪の特徴です。
大阪は昔から「商人の街」として発展してきたこともあり、支援の文化が根付いているのかもしれません。


女性起業家の成長を後押しする「LED関西」

先日、「大阪府創業支援機関ネットワーク会議」が開催されました。

大阪府や各自治体の創業支援の取り組みが紹介され、その後、関西を中心とした女性起業家支援プロジェクト「LED関西」についての発表がありました。


LED関西プロデューサーの井本さんと、歴代のファイナリストによるトークセッション


「LED関西」は近畿経済産業局が主導し、今年で10年目を迎える女性起業家支援のプロジェクトです。

これまでに100名以上の女性経営者を輩出し、多くの起業家がメディアに取り上げられたり、資金調達に成功したり、東京や海外へと活動を広げるきっかけとなりました。


わくらく会員さんの中にも、LED関西を通じて飛躍した方が多数いらっしゃいます。
その一人、グランディールの小笠原恭子さんが、今回の会議でご自身の活動を振り返り発表されました。

事業計画書も何もないところからスタートされて、10席ほどのカフェをオープン。
今では、60席のレストラン運営に加え、B型就労支援作業所、相談事業、地域支援センター運営、菓子製造と様々な事業を展開されています。
彼女の活躍を見ていると、起業前から知っているだけに本当にまぶしく、誇らしい気持ちになります。


創業支援の情報、活用できていますか?

このように、大阪には女性起業家にとって心強い支援体制が整っています。

しかし、実際には「必要な人に情報が届いていない」という現実もあります。


「こんな制度があるなんて知らなかった!」

「もっと早く知っていれば活用できたのに…」


そんな声をよく耳にします。

せっかく支援を受けることができるのに、知らずにスルーしてしまうのはもったいないですよね。


皆さんの周りにも、補助金やセミナー、起業相談などの支援制度がきっとあるはずです。
もし「どこに相談すればいいかわからない」と思ったら、ぜひお近くの市町村に問い合わせてみてください。

このような支援機関活用についても、わくらくで相談に乗りますので、わくらくの無料相談もご活用下さいね。