先日、Xの生成AI「Grok」に「わくらくの強み」を尋ねたら、次のような返答が返ってきました。
「わくらくのコアバリューは、女性起業家の孤独を解消し、感情的なサポートを提供するコミュニティ」
何もかも手探りだった「わくらく」立ち上げ期
わくらくを始めたばかりの頃、私は女性向けのコミュニティを運営した経験がほとんどありませんでした。
そのため、予想外の出来事が起こるたびに不安でいっぱいになっていました。
例えば、100人の女性による共同出版『輝く女性の生き方100』を企画したときのことです。
参加者同士でグループメールを通じて意見を交換しながら、タイトルやデザインも多数決で決めていました。
相談できる人、分かってくれる人がいる心強さ
そんなとき、私は起業長屋の女将に夜中に電話をかけ、話を聞いてもらっていました。
「わかるよ、その気持ち」と共感してもらえるだけで、気持ちが楽になりましたし
「今できることは何か?」を一緒に考えてもらえたことで、前に進む力をもらいました。
このような経験は一度きりではありません。
心斎橋筋商店街でのイベントを企画したとき
「10時~20時まで10日間連続開催、7月下旬~8月上旬の屋外開催」
という条件に不安を感じていました。
出展者が集まるのか?
私自身も体力がもつのか?
考えれば考えるほど不安が大きくなり、どうしたらいいのかわからなくなりました。
そのときも、起業長屋の女将に相談し
「とりあえずやってみなさい」
と背中を押してもらいました。
信頼している誰かに背中を押してもらいたかったんです。
その言葉があったから覚悟を決めて、一歩を踏み出すことができました。
「経営者だからこそ」抱える孤独と不安
この「誰かに話を聞いてもらえる安心感」こそが、今のわくらくのサポートの原点です。
今、会員の皆さんから寄せられる相談も、当時の私と同じようなものです。
「お客様からクレームがきた。返金対応したけど、本当にこれでよかったのか?」
「スタッフから〇〇と言われたけど、どう対応したらいいのか?」
「口コミサイトに悪いレビューを書かれてショック。誰かに聞いてほしい…」
どれも「経営者として自分で解決しなければならないこと」ではあります。
でも、時には誰かに気持ちを吐き出したくなることもありますよね。
私自身もそうでした。
だからこそ、「わくらく」は、そんな気持ちに寄り添える場所でありたい。
私自身、AIを活用して自社の強みを客観的に整理してみたことで、改めて「わくらく」の存在意義を再認識することができました。
「誰かに話を聞いてもらえる安心感があるだけで、人は前に進める。」
そんなコミュニティであり続けたいと、改めて感じました。