商品づくりのとき、「まずは成功している人を研究しよう!」って思う方、多いですよね。
私も創業塾などで、サービスを開発する時にまず行うことは競合調査!とお伝えしています。
しかし、ここには落とし穴もあります。
スモールビジネスでは、自分の強みを活かした商品づくりがとても大切。
でも、競合を調査しすぎると自分の強みを見失うことがあるんです。補助金サポートをもっと売り出したいと思った時
わくらくでは補助金活用サポートを行っています。
補助金に関するYouTube、SNS、ブログなどを片っ端から見て、「うまくいっている事例を学ぼう」と思ったんです。
実際、それらの情報はとても参考になりました。
だけど――それと同時に、無意識にその人っぽいサービスを作り始めてしまっていたんです。
気づいたら「お役所的」なサービスに…
私が真似していたのは、男性的でとても実務的な、いわば「お役所スタイル」の補助金サポート。
でも、ふとある時気づいたんです。
あれ?これ、私じゃなくてもできるかも。
しかも、わかりやすさや安心感、寄り添い感が、全然ない…!
私は、「難しいことを、やさしく、わかりやすく伝えること」が強みのはずなのに、
それをすっかり封印して、型にはまったサービスを作っていたんです。自分の強みを活かした商品が、選ばれる
もちろん、成功事例の研究はとても大事。
けれど、それに引っ張られすぎて「自分の強み」や「らしさ」を見失ってしまっては、本末転倒です。
スモールビジネスでは、
同じような商品がたくさんある中で、「あなたにお願いしたい!」と言われることが最大の強みになります。
だからこそ――
どんなに事例を見ても、最後は“自分の原点”に立ち返ることが大事なんです。あなたのビジネスは、ちゃんと“あなたらしさ”が出ていますか?
商品づくりに悩んだとき、行き詰まったとき、ぜひ一度振り返ってみてください。
自分の強みは、活かせているか?
他人の正解をなぞっていないか?
「これなら自分が一番やりやすい」と思えるか?
自分らしさを忘れずに、
“選ばれるビジネス”を一緒に育てていきましょう。