福井商工会議所「女性起業家応援セミナー」に登壇しました

テーマは「女性が起業して自分らしく生きる～好きと得意をビジネスにする方法～」。

当日は、すでに起業されている方から、これから起業を準備される方まで、25名の女性が参加してくださいました。

会場の熱量がとても高く、皆さんが「自分らしい働き方」を真剣に考えているのが伝わってきました。

好きを仕事にするまでの道のり

講演では、まず私自身が「好きなことを仕事にするまでの道のり」をお話しました。

最初の起業アロマとネイルサロンの運営では思い通りに行かず、試行錯誤していく中でわくらく運営という自分の軸に、ようやく出会ったこと。

そして、女性起業家コミュニティ「わくらく」で積み重ねてきた支援の実績についてもご紹介しました。

さらに、「女性の起業の壁をどうやって超えていけるか？」というテーマで、必要な考え方や心構えについてもお伝えしました。

皆さん熱心にメモを取りながら聞いてくださり、その姿に私も背筋が伸びる思いでした。

交流会での学び合い

講演後は交流会を行い、参加者の皆さんにも自己紹介をしていただきました。

商標に関する相談があったので、私自身が「わくらく」の商標登録で経験したエピソードもお話ししました。

有名企業から突然「商標侵害」に関するメールが来て震えたこと

他社が「わくらく」という名前を使っていたことなど

リアルな事例は、きっと皆さんの参考になったのではと思います。

一方で「商工会議所や支援機関をどう活用していいかわからない」という声も多く聞かれました。

完璧でなくても相談していい

多くの方が「相談に行くなら、完璧に準備してから」と思い込んでいるようです。

けれど実際は、そんな必要はありません。

「今の現状を話して、改善点や伸びしろを一緒に探す」

そんな壁打ちから始めてみるだけで、頭の整理ができますし、思ってもいなかったビジネスチャンスに気づくこともあります。

支援機関の指導員と会話することで、自分の考えが深まったり、新しい方向性が見えてくることも多いんです。

せっかくの制度なので、もっと気軽に活用していただきたいと改めて感じました。

今回ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

それぞれのお悩みや夢を聞かせていただき、私自身も大きな刺激をいただきました。

起業の道は一人では迷いやすいもの。

けれど仲間や支援機関をうまく活用すれば、ぐっと歩みやすくなります。これからも一緒に、自分らしい働き方を築いていきましょう。

今回は北陸新幹線に乗ることができました。

福井は恐竜県。

駅前には恐竜がたくさんいました。