3月は確定申告の時期ですね。
事業主の皆さん、今年の確定申告は終わりましたか?
確定申告には、事業の売上、経費を申告するだけでなく、住宅ローンや、高額医療費、寄付金などを申告して税金を安くする役割もあります。
寄付金控除については、ふるさと納税で身近に感じた方も多いかもしれません。
私が起業したばかりの頃、先輩起業家の方に、毎月少しずつでも寄付しなさいと言われました。
儲かってから寄付をするのではなく、儲かる前から寄付をしなさいと言われたのです。
正直な所、起業初期は売上も安定してなくて小銭をかき集めて生活費を支払っている状態でしたので、他人に寄付するなんて考えられませんでした。
月3000円程度の小さな寄付ですが、これを払い続けることを目標にしようと思いました。
自分が稼いだお金が、誰かの役に立っているという実感が欲しかったのかもしれません。
プランジャパンへの寄付は15年以上続けています。
そして、売上が少し上がったので、寄付を増やしました。

毎年1月に寄付金の証明書が届き、確定申告で提出します。
寄付をすると、活動報告書が定期的に届きます。
これらを通して、次のようなことを知りました。
発展途上国の女の子が学ぶことも、稼ぐことも許されていないということ
日本国内でもご飯が食べられず辛い思いをしている10代がいるということ
行政の支援制度が必要な人に届いてないということ
この報告書に書いてあることは私にとってショッキングなことが多いのですが、世の中で起こっていることなんだと受け止めています。
寄付が、世の中の見方を広げてくれました。
色々な支援があります
事業で売上が上がったら、どこかに寄付するということも考えてみると良いですね。
色々な分野で寄付活動が行われているので、自分が興味のある分野にできる範囲で寄付してみると良いと思います。
神社やスピリチュアルなことに興味があったら、神社の支援
美術に興味があったら、美術館運営や若手芸術家の支援
食べ物に興味があったら、農業、水産業系の支援
身近な人を難病で亡くしたことがあったら医学研究系の支援
寄付を通して、その分野の状況や、課題を解決するためにどんな動きがあるのか見えてきます。
こういう所からもビジネスのヒントが見えてくるんですよ。
神社の寄付は寄進と言いますね。