日本政策金融公庫が主催する「高校生ビジネスプラングランプリ」。
若者ならではの視点で社会課題を捉え、ビジネスという形で解決策を提案する全国規模の取り組みです。
今年は全国で5,640件もの応募があり、その中からベスト100以上に選ばれた、大阪・奈良・和歌山の7つのビジネスプランを発表する場が開催されました。

高校生とは思えない、社会を見つめる視点
今回発表されたプランは、どれも「高校生が考えた」と聞いて驚くものばかりでした。
すでに実践している高校生たち
特に印象的だったのは、
テストマーケティングを実施しているプランや、
企業にスポンサー提供を依頼しているプランがあったこと。
アイデアを思いつくだけで終わらせず、
この一連の流れを、高校生のうちに体験している。
その行動力と柔軟さに、毎回驚かされます。女性経営者として、心が動いたこと
私たち女性経営者も、
「これでいいのかな?」
「もう少し準備してから…」
と立ち止まってしまうこと、ありますよね。
でも、高校生たちは
完璧じゃなくても、まずやってみる。
その姿勢を、自然体で実践しています。
思いついたことを試し、反応をもらい、改善しながら前に進む。
未来は、すでに動き出している
若い世代の挑戦に触れるたび、こちらがパワーを頂いています。
私たち大人も、もっと軽やかに挑戦していい
そんな背中を押してもらっている気がします。
高校生ビジネスプラングランプリは、
単なる発表の場ではなく、
挑戦する人を育てる実験の場。
こんな挑戦を近くで見せてもらえるのはありがたいことです。