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22年間の軌跡から見えた、天職の見つけ方

2026/05/01

今日は5月1日。わくらくが設立されて、ちょうど22年が経ちました。

 

いつも応援してくださっている皆さん、温かく見守ってくださっている皆さん、ありがとうございます。

この節目の日に、わくらく設立のきっかけや天職について振り返りたいと思います。

 

22年という時間の中で、私は今の仕事が天職と実感することができました。

一体どうやって「天職」というものに出会ったのか。

振り返ってみると、実は最初から計画していたものではありませんでした。

 

好きなことが、仕事になるとは限らない

起業のきっかけは、当時流行していた

「好きなことを仕事にしよう」

というメッセージに背中を押されたことでした。

お稽古事雑誌「ケイコとマナブ」を片手にスクールに行き、アロマとネイルのサロンを開業しました。

 

正直に言うと、アロマの香りをブレンドするのは好きでした。

自分の部屋を香らせることも、誰かに「この香り、いいね」と言ってもらうのも嬉しかった。

ネイルも同じです。でも、それを「仕事」にするとなると、話は別でした。

 

プロとして提供するには、もっと深い知識が必要で、もっと高いレベルの技術が求められます。

修行のように学び続ける必要がありました。

でも、そこまでして極めたいかと問われると、正直なところ「ちょっと違うかな」という感覚がありました。

 

会社を辞めた私に選択肢はありません。

食べていくために、その当時提供できるサービスでなんとか広げていこうともがいていました。

カルチャースクールに企画書を持ち込んだり、オンラインカウンセリングに申し込んでみたり、有料メルマガを始めてみたり。

試行錯誤の連続です。

 

目の前のことを必死にやっていたら、見えてきたもの

そうやってあれこれ試していく中で、ふと気づいたことがあります。

複数のセラピストが集まってイベントを開催するとき、その企画と運営が、異常に楽しかったんです。

 

当時は「マルシェイベント」という言葉はまだ一般的ではありませんでしたが、いろんな人が集まって、みんなで作り上げるイベント。

そこに参加する人たちの笑顔や、つながりが生まれるのを見ているだけで、心が躍りました。

夜も朝も、頭の中はイベント企画のことでいっぱいでした。

 

一方で、アロマやネイルの施術を続けることへの違和感は拭い切れませんでした。

「これをあと20年、30年やるのかな」そんなもやもやした不安が、いつもありました。

 

その時期に通っていた経営塾で、先生はこう言ってくださいました。

「三根さんは人と人をつなぐ才能がある。その才能は、これからの時代のビジネスになる」

 

22年前、その言葉だけを頼りに、私は軸足を移しました。

アロマやネイルの枠から抜け出して、イベント企画、人材派遣、そしてコミュニティ運営へ。

 

職人タイプとマネージャータイプ

女性経営者たちの勉強会に参加した時のことです。

ある女性社長が、人の働き方には大きく二つのタイプがあると教えてくださいました。

 

一つは「職人タイプ」。一つのスキルを極め、お客さんとの一対一の関係を大切にするタイプです。

アロマセラピストなら、マッサージの手技を極める、解剖生理学を深く学ぶ、そうした道を選ぶ人たちです。

 

もう一つは「マネージャータイプ」。

イベントを企画し、営業し、複数の人や案件を俯瞰しながら動く。

浅く広く、様々なことに関わることが好きなタイプです。

 

その時、私は自分がマネージャータイプだと気づきました。

一つのことを極めるより、いろんなことに目を配り、人と人を結びつけること。

それが、心が躍る場所だったんです。

 

その認識が、私の人生の大きな転機になりました。

自分のタイプを知ること。それは、無駄な迷路から抜け出す地図になったのです。

 

失敗は、本当に怖いのか

セミナーでよく聞かれます。「起業って失敗が怖くないですか?」

でも、改めて考えてみるんです。失敗って、本当は何でしょうか。

 

確かに、会社を辞めたことは戻れない選択でした。

でも、その後の挑戦は?

新しい商品開発がうまくいかなかったとしても、イベント企画の集客が思わしくなかったとしても、失うものって実は限定的なんですよ。

会場費の数万円と、費やした自分の労力くらい。

 

大切なのは、その過程で自分が何に向いているかが見えることです。

失敗が怖いと感じる時は、「失う可能性があるものって、本当に何なのか」を冷静に見つめてみてください。

多くの場合、私たちが想像するより、失うものは少ないはずです。

 

天職は、探すものじゃなく、見つかるもの

今、様々な立場の女性起業家から相談を受けます。

「自分に何が向いているかわかりません」という悩みを。

その気持ち、よくわかります。私も最初からわかってませんでしたから。

 

大切なのは、完璧な計画ではなく、目の前のことに一生懸命向き合うことだと思うんです。

 

私は、アロマサロンから始まった。うまくいかなかったから、イベント企画を考えた。

その過程で、人と人をつなぐことが好きだと気づいた。

その認識があったから、コミュニティ運営に向き合った。

そして今、コンサルティングの仕事が天職だと確信している。

 

でも、これすべて最初から計画されていたわけではありません。

ただ、その時々で、できることをやった。やっているうちに、何かが見えた。

そして、一歩踏み出した。その繰り返しです。

 

だから、もし今「自分のやりたいこと」がわからないのなら、完璧な答えを待たずに、今できることから始めてみてください。

失敗することもあるでしょう。

でも、やってみることで初めて、自分に何が合っているかが見えるんです。

 

今日から、わくらくは23年目に入ります。

これからも、女性の稼ぎ力を高めること。そして、10年後も付き合える仲間づくり。

その二つをテーマに、目の前のことを一つ一つ丁寧にやっていきたいと思います。

 

22年の歩みの中で実感しているのは、天職は見つけるものではなく、毎日の選択と挑戦の中で見えてくるものだということです。

 

引き続き、応援よろしくお願いします。