「大丈夫かな・・・」は、たいてい杞憂に終わる — 女性経営者のイベント活用術
2026/08/21昨日は、会員さんが出展されるマルシェイベント「起業女子フェスタ」を覗きに、京橋ツイン21まで行ってきました。

マルシェイベント、増えましたよね。
新しいサービスを作ったときのテストマーケティングの場として、あるいは副業段階で「まず自分を知ってもらう」場として、手軽で実戦的な舞台です。
私も茶縁サブレを開発したとき、とにかく食べてもらいたい一心でいくつか出展しました。
お客様の顔がその場で見える、というのはマーケティングセンスを養うのにとても重要なことです。
今回出展されたのは、占いをこれから広げていきたいという会員のこゆきさん。
実はこの方、15年ほど前にもわくらくに入会してくださっていました。
ご家庭の事情などで一度お休みされていたのですが、「また新しいことにチャレンジしたい」と思われたときに、わくらくを思い出して連絡をくださったんです。
これがもう、素直に嬉しかった。
ご縁って、切れるのではなく、タイミングが来た時に繋がっていくんですよね。
心配は、いつも支援する側の勝手な親心
初出展ということで、準備物のお手伝いや名刺の制作などをご一緒しました。
そして当日。正直なところ、私は「お客様が少なかったら寂しいだろうな」と、完全に親心で心配しながら向かったんです。
結果、見事に杞憂でした。
準備の段階からポンポンとお客様が入ってこられる。
慌てて紙を用意して「1、2、3、4、5」と予約表を手書きで作り、こゆきさんが鑑定されている間、私は受付係。
お名前を伺い、お電話番号は他の方に見えないようそっとメモに書いて、こゆきさんにだけお渡しする。
お客様がどんどん来られて、慌てて対応するという状況でした。

「勝手に人が寄ってくる」の正体は、凡事徹底
じゃあ、こゆきさんに何か特別なオーラがあったのか。
もちろん人を引きつける魅力のある方です。
でも、よく聞いてみると、種はちゃんと蒔かれていました。
1ヶ月前に参加された展示会でお会いした方々に、「今度このイベントに出展します」とご案内を出しておられたんです。
だから、案内を受け取った方が「じゃあ鑑定受けにいくわ」と足を運んでくださる。
今回のイベント自体も、その展示会でのご縁からポンポンと決まっていったものでした。
これ、地味です。地味だけど大切。
名刺を交換して終わりの人と、次の機会に一言お知らせを送る人。
この差だけで、事業の広がり方が変わります。
凡事徹底、抑えるべきことをきちんとされている。
集客に魔法がないというのは、こういうことなんですよね。
イベントは「点」ではなく「数珠つなぎ」
イベントを単発の売上の場だと思わないでほしい。
展示会が次のイベントを連れてきて、そのイベントがまた次のお客様を連れてくる。
1回の出展を「点」で評価すると、売上がいくらだったという話で終わってしまいますが、「線」で見ると、あの日名刺を渡した一人が半年後の柱になっていたりします。
だから、出展した日の夜にやることは、売上の計算より先に、お会いした方のお顔を思い出すことかもしれません。
そして次の機会に、ちゃんとお知らせを出すこと。
ちなみに私は空いたタイミングにタロットを見ていただいて、今チャレンジしようとしていることに「いい感じだよ」というカードがパンパンと出て、ひとりでホッとしていました。
応援に行ったつもりが元気をもらって帰る、というのは、この仕事をしていると本当によくあります。
もし今、事業の新しい柱を試したい段階にいるなら、マルシェは思っているより優秀な実験室です。



