起業相談で多いのが価格設定に関するお悩みです。
形のない商品を扱っている場合、自分自身が提供するサービスの値付けには悩みますね。
「安売りする必要はない!」
と言うことは簡単ですが、需要と供給のバランスを考えると悩む所です。
安易に高額商品を作ってしまうこともリスクもあるので、じっくり考えた方が良いです。
特に公共機関との提携を考えている方は、価格設定、よく考えていきましょう!
価格設定の考え方の1つとして次の3つに分類する手法があります。
いわゆる「フロント商品」と呼ばれるものです。
自分のことを知ってもらうこと、自分と接点を持ってもらうことが目的です。
こちらは利益を出すことが目的ではなく、広告的な意味合いがあります。
集客用商品の価格設定に関しては、2番目の収益化商品との兼ね合いが大切です。
収益化商品でどれくらい利益が出るのか目途が立っていたら、集客用商品は多少赤字でも構いません。
収益化商品での利益がしっかり見込めるのなら、逆に広告費を使って、集客用商品の露出を増やすことも可能です。
一番売りたい商品、いわゆるエンド商品です。
ここでしっかり利益を出します。
商品設計の考え方としては、まず「収益化商品(エンド商品)」を作りこむ。
そして、エンド商品を知ってもらうためにフロント商品をあれこれ工夫します。
なかなか利益が出せない人がやりがちなのが、
エンド商品を先に作って、そこからフロント商品を考えるというパターンです。
これでは、利益を出すために無理やり商品を作る形になることが多く、導線設計に苦労します。
収益化商品を販売した後も、お客様のフォローができるように、定期的に接点が持てる商品を作りましょう。
技術取得スクールが、毎年フォローアップ会を開催したり、エステサロンが化粧品や健康食品でお客様の美と健康をサポートする形ですね。
収益安定化商品があると、毎月の売上ベースが見込めるので、目の前の売上に走る必要がなくなり、腰を据えて事業を考えることができます。
皆さんが作ろうとしている商品は、上の3つのパターンでどこに当てはまるでしょうか?
3つの価格設定をイメージしながら、しっかり利益が出る体制を作って下さいね。
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