自民党の総裁選で、初めて女性である高市早苗さんが選ばれました。
「ガラスの天井は破られたのか?」
という問いかけが、自然と頭に浮かんできます。
この10年ほど「女性活躍」という言葉は繰り返し語られ、制度や仕組みも整えられてきました。
その流れの中で、ついに総裁に女性が選ばれたという事実は、大きな一歩に感じられます。
女性だから、男性だからを超えて
私たち経営者も「女性だから」という枠組みで見られることがありますよね。
けれど本当は、性別よりも
「その人が何を実現できるのか」
「どんな価値を社会に届けられるのか」
が大切なはず。
今回の総裁選を見ながら、私は「女性だから特別」という扱いではなく、
「一人のリーダーとして」選ばれる時代が、ようやく近づいているのではないかと感じました。
女性経営者として感じること
一方で、高市さんのように強くパワフルなリーダー像は、必ずしも「女性の代表」と共感されるわけではないかもしれません。
でもそれでいいのだと思います。
私たちも経営の現場で、「女性らしさ」を意識しすぎるより、自分らしいスタイルでリーダーシップを発揮していくことが大切ですよね。
これからの時代に望むこと
女性総裁が誕生したこと自体が、若い世代やこれから社会に出ていく人たちにとって「できるんだ」という大きな希望になるでしょう。
そしていずれは、女性だから男性だからといった区別をせずに、自然にリーダーが選ばれていく時代が来てほしい。
私たち女性経営者も、その一翼を担っているのだと思います。
それぞれの事業を通して、自分らしくリーダーシップを発揮することで、次の世代に「可能性」を見せていきたいですね。