経営者として走り続けていると、どうしても「自分のための時間」が後回しになりがちですよね。
実は私もそのひとり。小さい頃は本が大好きで、図書館に通うのが毎日の楽しみでした。
小説の世界に没頭して、登場人物の心情や景色を想像する時間が、私にとってはリフレッシュであり、自分の引き出しを増やしてくれました。

でも今は、読書といえば仕事に必要なビジネス書やマーケティング本ばかり。
小説をゆっくり読む時間が、どうしても取れない…。
「小説の世界に浸って、違う人生を疑似体験したい」
という気持ちはずっとあるのに、現実にはページを開けずに一日が終わってしまうことも珍しくありません。
そんな私に読書の世界を取り戻してくれたのが Audible(オーディブル) です。
ここからは、私がなぜAudibleにハマったのか、その理由とおすすめ作品をご紹介しますね。
■ 目で読むのとは違う、“耳で味わう物語” の世界
Audibleは音声で本を聴くサービス。最初は半信半疑だったのですが、試しに聞いてみて衝撃を受けました。
私が最初にハマったのは映画『国宝』の原作。歌舞伎役者・尾上菊之助さんが朗読していて、声だけなのにまるで舞台を観ているかのような臨場感……!
目で読むときとは全く違う感情が動くんです。
“耳で聴く小説” には、想像がふくらむ余白があって、そこに大人だからこその味わいがあるように感じました。
そして何より最高なのが……
家事をしながら
お風呂に入りながら
歩きながら
移動中のスキマ時間に
“ながら読書” ができること。
これ、忙しい女性経営者にはぴったり。
「時間がないから小説が読めない」という問題が解消されました。私が最近ハマったAudible作品
私が夢中で聴いた作品を2つ紹介します。
① 成瀬は信じた道を行く
紙の本で読んでいた作品なのですが、Audibleで聴くと世界が一変。
セリフに声が入ると、登場人物が息をし始めたような “リアルさ” が加わります。
同じ物語なのに、まるで別の体験をしているようでした。

② 上流階級(高殿円)
百貨店の外商部で働く女性が、仕事と向き合い、成長していく物語。
人と関わる仕事の悩み、キャリアを築く上での葛藤、独身女性としての生き方……
あらゆる視点がリアルで、共感ポイントが多い一冊です。
「仕事って、人との縁で育っていくものだな」と改めて感じさせてくれました。
Audibleは、忙しい女性の心を豊かにしてくれる
忙しくても、物語の世界に触れたい。
誰かの人生を通して、自分の感性を揺らしたい。
なんとなく時間を持て余して、ぼんやり寂しい。
耳から物語を浴びていると、自然と心がゆるみ、アイデアが湧いてきたり、視野が広がったり。
“読書” の時間を持てないと感じていた私に、新しい習慣をプレゼントしてくれました。
もし「最近、小説読めてないな…」と感じていたら、ぜひ一度試してみてください。
面白かった作品をシェアできると嬉しいです!