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目的は「北極星」、目標は「ルート」――ブレずに続ける女性経営者のための考え方

2025/12/28

事業を進めているとこのような気持ちになることがあります。


  • 立てた目標が、思った通りに進まない
  • この方向で合っているのか不安になる
  • 途中で変えるのは「逃げ」な気がする


わくらくの相談でも、よく出てくる悩みです。


そんな時に、とても腑に落ちた考え方が『あなたは他の人とはちょっと違うみたいだ』に書かれていた

「目的は北極星のようにブレない」

という言葉でした。


『あなたは他の人とはちょっと違うみたいだ』松本健太郎女性経営者を応援わくらく あなたは他の人とはちょっと違うみたいだこの本を読んで、特に心に残った言葉があります。それが、「目的は北極星のようにブレない」という表現です。目標が達成できなかったり、途中で進路変更をしたりすると、私たちはつい「やっぱりダメだった」「選択を間...
 


目的と目標を、分けて考えていますか?


わくらくでは、事業相談のときに必ずこの質問をします。

「最終的にどうなりたいの?」

多くの方が、最終的な目的と目の前の目標がごっちゃになり頭の中を忙しくしています。


わくらく流に整理すると…

目的:

どう在りたいか、何を大切にしたいか

(人生・仕事の“方向”)


目標:

今、どこを目指すか

(数字、肩書き、売上、集客人数など)


目的は 北極星。

目標は そこへ向かうためのルート です。

目標が達成できなかった=失敗、ではない

たとえば…

「売上1000万円」という目標

「この商品を軌道に乗せる」という目標


それが叶わなかったとき、

「私には向いていないのかも」

「もう続けられないかも」

と落ち込んでしまう方がいます。


でも、こういう風に考えてみましょう

 

  • その目標は通過点だっただけ
  • 目的(北極星)が否定されたわけではない

 


例えば、私の例では、

目的として「嬉野茶を使ったお菓子を多くの人に届けたい」があります。

そして、目の前の目標として
・マルシェで〇〇枚販売する。
・お正月キャンペーンで〇〇セット販売する
というのがありました。

でも
思い通りに行かず、在庫を抱えてしまいました。
写真は笑顔ですが、世の中の切なさを実感中。


この中で大事なのは

「じゃあ、別のルートは?」

と考えられるかどうかです。


思い通りに売れない・・・
と思ったところで、別の手法を考えました。


諦めない人ほど、視野が狭くなることもある

女性経営者は、真面目で頑張り屋さんが多いです。


だからこそ

「ここまで決めたから、やり切らないと」

「途中で変えたらカッコ悪い」

と、自分を縛ってしまうことも。


でも実は、

ルートを変える

一度戻る

違う山を選び直す

ということも大切です。

これは 撤退ではなく、戦略的な判断。

そして損切も大切なのです。


北極星(目的)を見失わなければ、道を変えることは“前進”です。


もし今、

目標に疲れてしまった

何のためにやっているのか分からなくなった

一度立ち止まりたい

そう感じているなら。


結局、何がやりたかったの?

と問いかけてみて下さい。


わくらくは、

北極星(あなたがやりたいこと)を一緒に確認して、ルートを何度でも引き直す場所です。


ブレているかもと不安になったら、無料相談にいらして下さい。