大切にしている価値観は何ですか?
この質問、すぐに言語化できますか?
今日、私は「マイストーリー発掘ワークショップ」に参加しました。

自分の体験や感情を振り返り、シートに書き出す。そしてそれを参加者同士でシェアする。
その過程で、自分がどういう価値観を本当に大切にしているのかが、自然と浮き彫りになっていく。そんなワークショップでした。
参加してみて気づいたのは、言語化の力です。
頭の中では漠然と感じていることも、言葉にして、他の人の話を聞いて、自分と重ねてみることで、初めてくっきりと見えてくる。
日々走り続けている私たちだからこそ、この作業は本当に大事だと思いました。
ターニングポイントは「学生時代の事故」だった
あなたの人生で、印象的だった出来事、ターニングポイントだと気づかされた瞬間は何ですか?
ワークショップでこう聞かれた時、私の中から出てきたのは、学生時代に経験した事故のことでした。
化学系の実験中、予想外の爆発が起きました。
顔と目が大火傷を負い、1ヶ月近く視力が極端に低下する状態に陥りました。
本当に怖かった。でも、2~3ヶ月経つと、顔も目も元の状態に戻ったんです。
その時に強烈に感じたのは、
「今日、当たり前に元気で暮らせていることって、実はすごくありがたいんだ」
ということ。
いつもと同じようにしていても、予想外のことは起こる。
でも、人間の体には驚くほどの修復力がある。
皮膚は再生し、視力も戻った。
その経験を通じて、私の中に深く刻み込まれたのは、こういう価値観です:
「できる時にできることはやっておく」
「多少の困難なら、きっと乗り越えられる」
これが、その後の私の人生の選択を後押しし続けてくれています。
起業したこと。社員を雇用したこと。新しい事務所を借りたこと。
目の前に来たチャンスを逃さず、つかみに行く。
来年も同じ状況が続くとは限らない。
だからこそ、今この瞬間のエネルギーを、
やりたいことに注ぎ込みたい。 その思いが、私を突き動かしてきました。

低迷期を言語化することで、逆に「いい状態」が見える
ワークショップのもう一つの学びは、「低迷している時期を言語化する」 という作業でした。
私の低迷期は、シェアオフィスを運営していた時代です。コロナ禍で赤字が膨らみ続けました。
それまで「場所を持つこと」に価値を感じていたのに、世の中はオンライン化へ。
その価値観の変化に対応できず、場所に縛られてしまったんです。
その時期の私は、本来の自分のエネルギーの向け先を見失っていました。
コンサルティングという自分に合った仕事があるのに、シェアオフィスの維持管理にエネルギーを吸い取られていたんです。
結果、重くなった雰囲気は周囲にも伝わり、状況はさらに苦しくなりました。
でも、この低迷期を言語化することで、逆に見えてきたんです。
「私は、軽やかに動く時に成果が出る」
「スモールビジネスでは、自分のエネルギーの向け先を厳選しなければいけない」
悪い状態を言語化すると、いい状態も見える。これは本当に逆説的だけど、すごく実用的な学びでした。
あなたの価値観は、あなたの行動の源泉
女性経営者として、私たちは毎日、たくさんの決断を迫られます。
やること、やらないこと。進むこと、一度立ち止まること。
その判断の土台になるのが、自分が本当に大切にしている価値観 です。
でも、多くの人は、それを言語化していません。
だから、一見正しそうな判断が、実は自分の価値観とズレていたり。
気づかないうちに、本来の自分の力を発揮できない環境に自分を置いてしまったり。
ワークショップに参加して改めて感じたのは、言語化することの大切さです。
自分の体験を思い出し、感情を掘り下げ、言葉にしてみる。
そうすることで、ようやく自分の本当の指針が見える。
それが、その後の判断を迷わなくしてくれるんです。

あなたの「大切な価値観」は、何ですか?
そして、その価値観は、あなたの人生のどのターニングポイントから生まれたのですか?
よかったら、みなさんの大切にしておられる価値観も教えてもらえると嬉しいです。