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自分のことに夢中になっていたら、いつのまにか誰かの背中を押していた話

2026/06/17

淀屋橋のオフィスビルでPOP UPショップを持てる「みんまちSHOP」

色々な方が会いに来て下さって嬉しいです。

九星カラーセラピーの六車さんが来てくださいました。

久しぶりにお会いできて嬉しかった!

 

コンサルタントが、なぜお菓子を?

22年間、コンサルタントとして仕事をしてきた私が、なぜサブレを開発しているのか。よく聞かれます。

 

私の実家は、佐賀県嬉野市にあります。お茶と温泉と焼き物の街です。

嬉野温泉は、お湯がとろとろで肌がつやつやになる、日本でも有数の質の高い温泉。

そのお湯で湯豆腐を作ると豆腐が溶けて鍋が白くなるほど、泉質が濃いんです。

温泉豆腐として有名なその料理、一度食べたら忘れられません。

 

18歳で地元を離れてから、ずっと心のどこかで思っていました。

「もっとたくさんの人に嬉野を知ってほしい」

「実家のお茶農家を、何かで支えたい」と。

 

そんな気持ちが、去年、大阪府の補助金の機会と、コミュニティ会員さんのカフェ・OEM生産のご縁とがつながって、形になりました。

「補助金使って何かできたらいいな」という、ある意味すごく軽いノリで始めたんです(笑)。

 

実家のお茶を使ったサブレを試作に試作を重ね、今は3種類。

緑茶、アールグレイ(ベルガモット紅茶)、プレーンの紅茶。ネットショップ、イベント、道の駅、そして月3回の淀屋橋ポップアップ販売と、少しずつ広がっています。

 

「ありがとう」と言われた、あの瞬間のこと。

ここで、ずっと忘れられないエピソードをひとつ話させてください。

 

私が起業したばかりの頃のことです。

当時はリフレクソロジーやアロマセラピーのセラピストとして独立するために、マルシェイベントに出始めていました。

初めてのイベント出展、会社の同期の山田さんに声をかけたら、わざわざ見に来てくれたんです。

 

でもその日は大盛況で、私はお客様のリフレクソロジーをずっと施術しっぱなし。

山田さんが来てくれたのはわかるけど、手を止めることもできない。

山田さんも「頑張ってね!」と手を振って帰っていきました。

 

後日、山田さんと会ったとき、こう言ってくれたんです。

「三根さんがあんなに生き生きと仕事してるのを見て、私も頑張ろうって思ったわ。元気もらった。ありがとう。」

……正直、びっくりしました。

 

私は必死でした。新しい事業を軌道に乗せようと、自分のことだけでいっぱいいっぱい。

誰かを元気づけようなんて、これっぽっちも考える余裕はなかった。

なのに、その「必死な姿」が、山田さんの何かに火をつけていた。

 

「誰かを元気づけたい」なんて背負わなくてよかったんだ、と思った瞬間でした。

 

自分に夢中な姿が、誰かの「ハッ」につながる。

今も同じことを感じます。

 

ポップアップ販売をしていると、SNSを見てわざわざ電車に乗って来てくださる方がいます。

「応援したくて」と私のサブレを買って、また誰かにプレゼントしてくださる方もいます。

そのプレゼントを受け取った方が「新しいことにチャレンジしてるってすごい、元気もらった」と言ってくれる。

 

佐賀の地元では、80近いおばちゃんたちが、今まで触ったこともなかったインスタグラムを始めて、私をフォローしてインスタライブを見てくれています。

ゴールデンウィークに帰省したときに会ったら、「頑張ってるから、おばちゃんも嬉しいわ」と言って目を細めてくれた。

 

そして私自身も、コミュニティの会員さんがクラウドファンディングに挑戦したり、新しいお店を開いたり、オリジナル化粧品のプロモーションを頑張っていたりするのを見て、「私ももっとできる!」と何度も背中を押してもらっています。

 

支援する側と、支援される側。その境界線って、案外なくて。お互いが、お互いを元気にしているんだと思います。

 

だから、まず自分のことに集中していい。

私がクライアントさんや会員さんによく伝えることがあります。

「人の役に立とうと、深く考えなくていい。まず、自分が何をしたいのかに正直に、一生懸命やってみて。」

 

自分が夢中になっている姿、チャレンジしている姿は、周りの人がちゃんと見ています。

その姿が誰かの「ハッ」を生んで、誰かの歩みを一歩前に進めることがある。

 

もちろん、慣れないことは大変です。

私もお菓子の賞味期限管理や在庫調整に、今まで使ったことのないエネルギーを使っています。

でもその「大変さ」も、私の中の新しい引き出しになっていくと信じています。

 

思いっきり、自分のやりたいことに集中しましょう。

それだけで、あなたはもう、誰かを元気づけています。