コンサルする側が、自分の強みを教えてもらった日
2026/08/18音声配信の専門家・五十嵐花凛さんと、コンサルティングとランチで、がっつり濃厚な時間を過ごしてきました。
花凛さんはもともと私のコンサルティングを受けてくださっています。
いま新しくチャレンジしようとされている分野が、たまたま私が経験を持っている領域だったので、そのあたりを具体的にお話しさせていただきました。

そしてもうひとつ。これは完全に私の勝手な期待なんですが、花凛さんのこれまでの活動を拝見していて
「この才能、こっちの分野で活かしたらもっと面白いことになるんじゃない?」
と思っていた場所があったんです。
それをお伝えしたら、花凛さんが「それ、自分の発想からは出てこなかった」とおっしゃってくださって。
この一言、コンサルタントにとってはごほうびみたいな言葉です。
具体的な事例を話す人、あんまりいないんですよ
その日、花凛さんは私が熊本支援企画で販売した営業に関する動画も観てくださっていて、フィードバックをくださいました。
私のコンサルの特徴は「具体的な行動を提案しているところ」だと。
たしかに私は、
Yahoo!ニュースに載るにはこういう手順があるよ、
情報収集ならこのツールを使ってるよ、
広告で成功させたいならこういうやり方が必要で、
ちなみに私は実際にいくら使ったよ
というところまで平然と喋ります。
花凛さんは「そこまで具体的な事例を話す人って、あんまりいないんですよ」と。
そうなのか、と思いました。
22年間コンサルティングをやってきて、いつのまにか当たり前になっていたスタイルだったので、自分では特別なことをしている自覚がなかったんです。
でも、こうして誰かに言葉にしてもらうと、自分を深掘りする機会になるんですよね。
「じゃあ、なんで私はこんなに具体的な話をするようになったんだろう?」と。
抽象論は、腑に落ちない人のほうが多い
思い返せば、私も最初は抽象的な話をしていたと思います。
概念や考え方の話。でもそれって、自分ごとに落とし込める人と、落とし込めない人がいる。
というより、落とし込めない人のほうが圧倒的に多いんです。
だったら、腑に落ちるところまで具体化したほうがいい。
「この勉強会に行ってみて」
「この人に会ってみて」
というレベルまで。
余談ですが、講師のお仕事をしたいけれど服をどこで買えばいいかわからない、というご相談もよくあります。
そんなときは
「このお店で買ってみて」
「このスタイリストさんのこのレッスンを受けてみて」
まで提案します。
ふんわり「印象は大事ですよ」と言われても、明日の行動は変わらないですから。
そして不思議なもので、
「三根さんに言われたから、とりあえず行ってみよう」と動き出した人は、次の結果が出やすい。
一歩を踏み出すと、二歩目三歩目が急に軽くなるんです。
だから私は、その最初の一歩を作り出すことに、ずっとこだわってきたのだなと。
会員さんが消臭グッズを作られて
「これ、どこに広げていこう」
と悩まれたときも、ちょうどペットの整体に取り組まれている知り合いがいたので、
「まずその方に話を聞きに行きましょうか」
とお繋ぎしました。
ざっくりしたスキームだけ提案しても、日々いっぱいいっぱいの経営者は動けない。
動けないまま可能性がしぼんでいくのを、私はもったいないと思いながら何度も見てきたんです。
「この感覚か」と体でわかるところまでお手伝いしたい。
無自覚でやってきたことを、花凛さんと話すことで初めて自覚できました。
具体的に言えるのは、自分が体当たりしてきたから
ただ、具体的な行動を提案するには、私自身に引き出しが必要になります。
ペットの業界の人、カフェをやっている人、美容の専門家。
いろんな業種の方とつながっていることが、そのまま提案の質になる。
そして私自身が見て、聞いて、体験していることも同じくらい大事です。
お菓子の開発はこういう手順で進めるといいよ。
補助金活用ならこう。
資格試験を取るなら私はこうやったよ。
全部、自分に実感値があるから伝えられることなんですよね。
要するに私は「体当たり系」。
自分で体験して、それを渡していくスタイルなんだと腹落ちしました。
教える側が、育ててもらっている
面白いですよね。
私はアドバイスする側として、その人の特性や世の中の流れを見ながら提案しているつもりなのに、コンサルをしながら私自身が私に気づかせてもらっている。
これは花凛さん自身がコンサルタントであり人材育成に関わっておられることが大きいと思います。
それに、音声配信をされている方は、頭の中にあるものを言語化するのが本当にお上手。
いろんな方とコラボライブをしたときにも感じましたが、事前に投げかけてくださる質問が、いつも鋭いんです。
今日お伝えしたかったのは、私がコンサルした場で、逆に自分の強みを教えてもらったということ。
そしてその強みを言葉にできたことで、これから大事にしたいものがはっきりしたということ。
やっぱり、行動しながらたくさん仕入れていく。これに尽きるなと、あらためて思った一日でした。
自分が「当たり前にやっていること」も、きっと誰かにとっては珍しくて価値のあることです。



