みなさん、何か運動習慣はありますか?
忙しい毎日を送る女性経営者こそ、体力第一。
運動することで体力維持だけでなく、頭もスッキリします。
今は週1回、心斎橋のスポーツクラブでハンモックヨガに通って、気づけばもう7年半が経ちます。

今日は、そのハンモックヨガが単なる「運動習慣」を超えて、私の自己信頼の土台を作ってくれたというお話をしたいと思います。
ヨガが苦手だった私が、ハンモックヨガにはまった理由
正直に言うと、それまでのヨガは苦手でした。
普通のヨガもホットヨガも行きましたが、「あと何分で終わるんやろ」と時計ばかり見てしまう。
動きがゆったりしている分、頭の中に雑念がどんどん入ってきて、全然集中できなかったんです。
ところがハンモックヨガは違いました。
天井から2カ所で固定された布のハンモックを使って、逆立ちのようなポーズ、ブランコに立ち漕ぎするような動き、まるでアクロバットのような動作を次々こなしていきます。
先生の指示をしっかり聞きながら体を動かさないと、そもそもポーズが取れない。
気づけば頭の中はヨガのことだけ。
忙しいのに、なぜかスッキリする。これが私にはぴったりでした。
自分の体を「モニター」できるようになった
毎週通うようになって気づいたのは、体が正直なセンサーになるということです。
例えば体操のつり輪のように、ハンモックを握って腕の力だけで体を持ち上げ、3秒静止するという動きがあります。
体調のいい日はスッと3秒キープできる。でも疲れがたまっていると、1秒も無理でズルッと落ちてしまう。
また、背骨を伸ばすとき、ふだんはグイーンと伸びるのに、何かを抱えている日は体がカチカチに固い。
「あ、私今、何か心配事を抱えてるんやな」
「心がざわついてるんやな」
と、自分のコンディションがわかるようになりました。
忙しすぎると、自分の状態を見失いがちになりませんか。
私の場合、週1回のヨガが自分と向き合う「内側のミーティング」になっているんです。
「セーフティーファースト」と「ナイスファイト」が私を変えた
このプログラムで先生がいつもおっしゃる言葉が2つあります。
ひとつは「セーフティーファースト、安全第一」。
アクロバティックな動きだからこそ、まず自分の安全を確保した上でチャレンジしましょう、という考え方です。
これって、ビジネスにも通じると思いませんか?
無謀に飛び込むのではなく、リスクを確認した上で攻める。
その姿勢が、長く続けられる秘訣だと感じています。
もうひとつは「ナイスファイト!」。
難しいポーズがうまくできなかったとき、着地でよろめいたとき、先生はこの言葉をかけてくれます。
完璧にできたことより、チャレンジしたこと自体を尊ぶ文化がそこにあるんです。
正直、私は運動神経が良いほうではありません。
他の方がシャッシャッとこなしている横で、私はヨロヨロしてることも多い。
でもそれでも受け入れてもらえる空気感が、私の心理的安全性を守ってくれていて、だからまた次もチャレンジできる。
「自分自身のスキルアップのためにチャレンジしたらいい、周りと比べなくていい」
と体で学べる場所って、大人になるとなかなかないですよね。
「ハンモックを信じる」は「自分を信じる」だった
そして、私が最もハッとした先生の言葉があります。
「ハンモックを信じてチャレンジしてみましょう」
最初は正直、意味がよくわかりませんでした。
シューズで走るとき「シューズを信じて」とは言いませんよね。
ハンモックを信じるって、どういうこと?
でも何度も通ううちに、ふとわかった瞬間があったんです。
ハンモックを信じるということは、まず自分自身を信じることなんだ、と。
ハンモックと私の共同作業。
ハンモックを信頼し、自分の体を信頼し、一緒に動く。
その感覚がスッと腑に落ちた瞬間、今まで怖くてできなかったポーズが、スーッとできるようになりました。
「チャレンジするということは、自分を信じることなんだ」。
当たり前のことなのに、頭でわかっていたのに、体で腑に落ちていなかった。
それがヨガというフィジカルな経験を通して、はじめてリアルな実感になりました。
50代でも、昨日できなかったことが今日できる
運動のいいところは、成長が目に見えること、体で感じられること。
50代になって、昨日まで取れなかったポーズが今日取れた。
その瞬間の「まだ私、成長できるやん!」という実感は、どんな言葉より力強い自己肯定感の源になっています。
女性経営者として、頭ではいつも「もっとチャレンジしなきゃ」「自分を信じなきゃ」と思っていても、日々のプレッシャーの中でその感覚は揺らぎやすい。
でもハンモックにくるまれながら、毎週それを体で確かめることができる。
みなさんにも、「自分と向き合える場所」ありますか。