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「成瀬は都を駆け抜ける」を読んで感じた、心が軽くなる視点

2025/12/10

「成瀬は天下を取りに行く」シリーズ第3弾

『成瀬は都を駆け抜ける』 を読みました。


成瀬あかりの清々しさにまた惚れ込んでしまいました。

目の前の出来事をまっすぐ肯定的に受け止める、その姿勢が本当に気持ちいいんです。

そして、不思議と周りの人まで、自分を信じられるようになっていく。

読んでいて胸の奥がじんわり温かくなる物語でした。


成瀬あかりという存在は、まさに周りを明るく照らす人

照らそうと思っているわけじゃない。

自分の気持ちに素直に、のびのびと生きているだけ。

その姿が、いつの間にか周囲のモヤモヤを溶かしてしまうんですよね。


笑えるシーンもたくさんあるのに、

ふいに涙がこぼれそうになる瞬間もあって…。

ただ明るいだけじゃない、深さのある物語でした。

物事を「そういうもの」と受け止められたら、もっとラクに生きられる

目の前のことを、つい否定的に捉えてしまう人っていませんか?

創業塾や事業相談でも、

 

  • でも、〇〇は難しくて…
  • 売れないって言われたので…

 

と、「できない理由」が並ぶことがあります。


もちろん、物事にはプラスもあればマイナスもある。

だからこそ、私たちはその中で

「何を大切にするのか」「どこまで許容できるのか」

を選び取っているのだと思います。


でも、もっと肩の力を抜いて

「そういうものだよね」

と受け止められたら、人生って案外ラクになるのかもしれません。


この本を読みながら、そんな風に感じました。


京都が舞台になり、より没入感がアップ!


第1弾・第2弾は膳所が舞台でしたが、

今回は京都大学にまつわるエピソードがたっぷり。


北部キャンパス、哲学の道、北白川…

情景が目の前に浮かぶようで、読みながらどんどん世界に入り込んでいきました。


成瀬あかり、やっぱり最高!!


読み終わったあと、心がふっと軽くなり、周りが愛おしくなる1冊です。